Live2D CubismM Movie Demo PV - 動画制作 Live2D／Branding, Promotion Video

株式会社Live2Dの『CubismM Movie Demo（TR3 STEP1）』プロモーション映像を監督しました。

https://www.live2dcs.jp/works/tr3-step1/

ブランドCMやプロモーション映像制作におけるアプローチでは、デザイン思考の元、まず徹底的に本制作における主旨、企業情報、事業内容など、理解と調査からスタートします。その後、スタッフの方と打ち合わせを行い、プロジェクトの各担当者の役割や背景についての詳細、代表者やスタッフの方々の思い、社内の雰囲気など、リアルな声をヒアリングをさせていただきます。理解、調査、ヒアリングを行いながら思考を進め、より課題を明確にし、目的を達成するには、どのような映像に落とし込んでいくのかを見える化していきます。

これは映像制作ではプリプロダクションに当たりますが、この作業が最も重要で、時間が限られた中で思考を集中して進めていきます。更にプロダクションマネージャーと連携しながら、現場の座組からスケジュール、字コンテ、プロット、シナリオ、絵コンテへと作業を進め、またLive2D社の担当スタッフの方と連携しながら、撮影におけるさまざまな社内調整にご協力頂きながら、内容をブラッシュアップしていきます。

その後、ロケ1週間前を目安に、現場スタッフ、出演いただくスタッフの方あてにプリプロダクションミーティング行い、ロケ本番を迎えます。

ロケの現場は数時間しかなく、とても短いですが、出演されるみなさまとお話ししながら、普段と変わらない表情や言葉、そして思いを、できる限り捉えていくことを意識し撮影しています。新宿のLive2D本社にて、TR3プロジェクトの製作総指揮でCEOの中城様からも、このプロジェクトに掛ける思いをインタビューさせていただきました。

企画段階から撮影編集を通じて、Live2D社のみなさまの魅力がとても伝わってきました。映画でアカデミー賞を取るという明確なビジョンの元、制作チームと開発チームが連携しながら進化し続け、クリエイターと一緒に創り上げてきた「Live2D」という技術。日本初の独自の技術という強みがあり、社内プロジェクトであるTR3を通じて、新しいLive2D Cubism Editorと、新たな映像表現への挑戦に繋がっていることがよく分かりました。またコロナ禍以降、フルリモート環境での新しい仕事環境の中で、進化を続けているという凄みも感じました。

今回、音楽は川島大輔さんに依頼。ピアノをベースに、Live2Dの進化をサウンドとして美しく表現してもらいました。 Live2D社の魅力が詰まったプロモーション映像を、是非多くの方にご覧頂けると嬉しいです。

Credits:

Client: 株式会社Live2D
Production: mountain studio Inc.
Production Manager: Ayako Kano (mountain studio Inc.)
Director: Junya Sugiyama (ARAMA Inc.)
Camera : Yuhei Kodaka (DOM SPACE DESIGN LLC.) , Shin Ashikaga , Yuhei Takahashi (Angle LLC.) , Junya Sugiyama (ARAMA Inc.)
Lighting Director , Sound Engineer : Yuhei Takahashi (Angle LLC.)
Editor: Junya Sugiyama (ARAMA)
Motion Designer: Ayako Kano (mountain studio Inc.)
Music: Daisuke Kawashima